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【出張経験100回以上】出張はつらい?出張のリアルな実態を完全公開

営業スキル
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望(ぼう)

現役営業マン。営業歴10年。
リクルート、サイバーエージェントグループ、博報堂グループ会社で営業を歴任。初めての営業では新規契約獲得が同期10人中最下位→トップセールスで表彰経験あり。
おしゃれセンス0×コミュ障でもトップセールスマンだった上司のもとで学び成長。

ブログのテーマは売れる営業マンがどんなアイテムや思考を持っているかを学べるサイト。
アイテム選びにお金はかけられない、でも恥はかきたくない人のための情報サイト。

目標は実績やお金がなくても、自信を持って営業できる人を増やすこと。
少しでも営業の仕事を楽しんで取り組めるようになるな情報を提供すること。

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営業であれば外回りをするのは普通ですが、出張を経験したことがある人は多くはないのではないでしょうか?

出張というと

会社の経費で全国を飛び回れて
ホテルぐらしをして

なんだか華やかなイメージもありますよね。

僕も出張経験は100回以上あります。

100回以上出張する中で楽しさも、正直「しんどいな」と思うこともたくさん経験しました。

出張のある仕事ってどんなものだろう?
きつそうなイメージがあるけど、自分にもできるだろうか?


そう思われる方に、出張経験100回以上の僕が出張のリアルな実態を、実体験ベースに紹介していきます。

出張のメリット6選

出張と聞くと「会社のお金で旅行気分が味わえそう」と僕も思っていました。
実際は仕事なので旅行ではありませんが、出張でしか得られない経験も多くあります。

仕事面のメリット①:スケジュール管理能力が上がる

出張では初めて行く場所も多いです。
長距離移動に加えて土地勘のない場所での仕事には、スケジュール管理能力が求められます。

僕も元々は東京で働いていましたが、出張だと福岡でも電車が1時間に1本しかないこともざらにありました。
特急の予約をしたのに、別で指定席券を買う必要があり、慌てて乗車直前にラスト1席の指定席券を購入したことも。

その土地で暮らしていると身につく「当たり前」の感覚が、出張先ではそうでなかったりします。
交通手段の事前リサーチ、予約、移動時間の合間の作業時間の確保など、限られた時間でやるべきことを遂行する能力は、どんなビジネスをする上でも役立つスキルの一つです。

仕事面のメリット②:対応力が向上する

営業としての対応力も、出張を通して向上させることができます。

僕も出張していたときは、地元企業と競合することがよくありました。
エリアのマーケットに精通していて、かつ何かあればいつでも駆けつけるというスタンスの企業と競合すると、最初は不利です。

東京から出張に行っていたので、中には「エリアやマーケットのことがわかっているのか」と不安に思われたこともあります。

最初は信頼が得られにくい状況でも、連絡頻度を上げたり、エリアのことを勉強したり、元々詳しい知識を提供するなど、信頼を勝ち取るためにあらゆる手を尽くしていく経験は間違いなく営業として成長させてくれるでしょう。

仕事以外のメリット①:マイルやポイントが貯まる

出張は経費がかかります。
交通費、宿泊代、現地での食費や雑費など様々です。

僕は新幹線代、タクシー代は自分で立て替えていたので、ポイントがかなり貯まりました。
月に10〜15万ほど使うことが多く、毎月1〜2万ほど勝手にポイントが貯まるのは嬉しいですよね。

航空券も、社内システムから購入していましたが、マイルと紐づけできるので、1年後には沖縄を往復できるマイルが貯まっていました。

仕事以外のメリット②:行ったことのない土地に行ける

旅行好きには出張の一番の醍醐味と言えるでしょう。
経費で旅行に行くような気分を味わえます。

特に空港の雰囲気って、わくわくしますよね^^

僕も毎週出張に行くときは、羽田空港で「これから飛行機に乗るんだ」と気持ちが高まっていました。

その土地のご当地グルメを楽しむ、一人しっぽり飲みに行く、週末にそのまま宿泊して観光を楽しむなど、会社のお金で旅行のような体験ができます。

仕事以外のメリット③:ホテルぐらしの気分が味わえる

泊りがけの出張ではビジネスホテルを利用することがほとんどです。
ビジネスホテルもピンキリですが、日常生活でホテルに宿泊する機会は中々ありませんよね。

お風呂にゆっくり浸かったり、部屋で飲むなど一人の時間を満喫できます。

僕は出張のときは独身でしたが、大浴場+朝食ビュッフェ付きのホテルを毎回選んでいました。
仕事終わりに露天風呂に浸かってゆっくりし、朝はビュッフェでご当地グルメをお腹いっぱい食べるのは最高です^^

大浴場、朝食など設備やサービス面の条件で決めてもいいですし、駅チカなどの立地や中にはクオカードがもらえる宿もあります。

お気に入りのホテルを見つけられると、出張ライフがより楽しいものに変わります。

仕事以外のメリット④:単身の出張なら気分転換になる

出張に限らず、外回りは基本的に自由です。
オフィスでの仕事は、周りの目もあってサボれないし、話しかけられたりして仕事が捗らないときもあります。
その点、単身の出張は自己裁量が大きいです。
出先のカフェで仕事をしてもいいし、お昼休みも好きな時間に調整できます。

僕も外回り後はホテルにこもって仕事をし、名古屋に出張に行っていたときは現地の喫茶店でよく朝に作業をしていました。

誰にも話しかけられず、自分のペースで仕事をするのが好きな人にはメリットになるでしょう。

出張のデメリット4選

出張は楽しいこともありますが、仕事なので「つらい」と感じる瞬間もあります。
家族と過ごす時間が減ることもあるでしょうし、出張が状態化するなら生活リズムを根本から見直さなければいけません。

僕も1ヶ月のうち最低でも3週は出張に行っていたので、生活リズムを整えるのが大変でした。
具体的にデメリットになる側面も紹介します。

①移動時間が長い

旅行であれば移動中も会話や寄り道など楽しめますが、仕事だとそうもいきません。
僕は始発の新幹線や飛行機に乗ることもよくありました。
ときには終電で移動しホテル泊→朝から商談なんてことも。

東京から大阪を新幹線で移動する場合、2時間40分かかりますからねw
その2時間40分も作業できればいいですが、揺れながらの環境では効率も良いとは言えません。
特に僕は画面を見ながらの作業は酔ってしまうのでほとんどできませんでした。

②体力の負荷が大きい

出張は、体力面でもハードです。
僕が出張営業をしていた当時のスケジュールは、以下のようなものでした。

  • 朝4時起き
  • 5時過ぎの羽田行きのバスに乗る
  • 6時過ぎに羽田到着
  • 7時の飛行機に乗る
  • 9時に博多に到着
  • 11時〜商談

毎週水曜〜金曜に出張に行くことが多かったため、水曜は決まって4時起きでした。

冬のときは日の出前の、ほぼ真夜中の時間から仕事が始まります。
街灯しか照らされていない道を歩きながら「この時間から働き始めてるのはおれくらいだなあ」と思いながら羽田に向かっていましたw

20〜30代ならできますが、恐らく40代以降でこのスケジュールは相当しんどいでしょう。

③生活コストが上がる

これは出張手当がどの程度でるかによって出費の度合いが変わります。
僕の場合は宿泊を伴う出張に付き、¥1,000/日までしか支給されませんでした。

自炊できる人なら抑えられる食費も、出張手当が乏しい場合はコストが上がります。
僕はすべて外食にしていたので、ランチは移動の合間にサクッと食べ、夜もレストランで食べ、金曜の帰りは遅くなるのでまた外食してと繰り返していたので自炊するよりコストはかかりました。

ただ、出張の間は光熱費がかかりません。
ポイントを上手く貯められれば相殺されるかコストを抑えることもできます。

出張手当の金額はどうしようもできないので、そんな人はポイ活を検討しましょう!

④プライベートな時間が少なくなる

出張の頻度が多いと、移動時間が長い分プライベートな時間も少なくなります。
家にいる時間や、友人や家族、恋人と過ごす時間も制限されるでしょう。
そうなると、「仕事が中心」という生活パターンになる覚悟も必要です。

とは言え、出張があるからこそできることもあります。
現地のグルメを楽しんだり、新たな趣味を作るなど工夫をすれば、これまでとは違ったプライベートを楽しめます。

出張に向いている人の特徴5選

出張を経験することで、ホテルぐらし気分が味わえたり、現地のグルメを味わえるのはもちろん、営業としても成長できます。

一方で、出張は移動時間や体力の関係で私生活にも影響がでるのも事実です。

僕自身は出張を楽しめましたが、すべての人に向いているとは思いません。

ここでは僕や僕の周りにいた出張族の人を参考に、向いている人の特徴をまとめていきます。

①一人で過ごす時間が好き

単身での出張は仕事の始まりから終わりまで完全に一人で過ごします。

  • チームで仕事をするのが好き
  • みんなでわいわいやりたい

こういう人が出張メインの仕事になると、正直寂しく感じることもあるでしょう。
僕は一人で黙々と作業をするのが好きですが、田舎で周りに人通りがない、飲食店がない、コンビニもないような場所に宿泊しながら出張したときは流石に少し寂しく感じましたw

一人の時間が好き」
「一人で仕事ができる」
そんな人にとって出張は向いていると言えます。

②好奇心旺盛

毎日同じ職場で、同じような業務をしていたら「飽き」を感じることもありますよね。
僕も飽きるのが早いタイプですが、出張はそんな自分にとっても刺激的な機会をたくさんくれました。

  • 飛行機での移動
  • 当たり前のようにタクシーに乗る
  • 旅行では絶対行かない田舎に足を運ぶ
  • 慣れない土地での想定外の事態に対応する

僕はそのすべてが新鮮でしたし、現地の人との交流を含め自分次第で刺激的な機会も作れます。

同じルーティーンをこなすより、新しい業務に挑戦するのが好きな人は、出張メインの仕事も選択肢の一つにしていいでしょう。

③プライベートを調整できる

出張は移動時間が長く、体力的にもハードです。
出張の頻度が多いとどうしてもプライベートな時間は少なくなります。

  • 平日にどうしても外せない予定が入る
  • 習い事や資格の勉強などを今は頑張りたい
  • 平日は家でゆっくり過ごしたい
  • なるべく家族やパートナーと過ごす時間を大事にしたい

こういう人は、出張メインの仕事になるとストレスを感じるでしょう。
私生活の調整が必要になるためです。

家族やパートナーがいる人は、理解を得られるよう事前に相談するのをおすすめします。

とは言え、土日は普通に休めばプライベートな時間は確保できるのでそこはご安心を!

④営業としての市場価値を上げたい

出張はハードな仕事である一方、なかなか経験できない業務です。
縁もゆかりもない場所に出向き、クライアントの信頼を得て円滑に仕事を回すことができれば、間違いなく営業としても成長します。

僕も出張で一定の成果を出せたときは、大きな自信になりました。

限られた時間で商談をこなし、合間の時間もWebで商談し、移動時間は振り返りや次のアクションを考える。

プライベートな時間の確保よりも成果をだしたい、営業として成長したい、もっと稼ぎたい。

そんな人は一度は出張漬けの生活を送ってみるのもいいでしょう。

⑤体力がある

出張は営業として成長できる機会を与えてくれますが、体力も必要です。
ホテルぐらしは快適ですが、慣れない環境での寝泊まりは、意外と疲れがとれません。

慣れない場所での移動や生活は、常に気を張るためエネルギーが必要です。

僕も出張メインの仕事をしていたのは30歳の時でしたが、
上司とも「40代でこの生活はできないよね」と話していたのを覚えています。

中には40代で家庭持ちの上司も出張をしている人もいましたが、20代が中心でした。

どの程度の頻度の出張にも寄りますが、20〜30代か、体力がないと出張メインの生活はハードルが高いと言えます。

出張が楽しくなる工夫

出張は旅行気分を味わえる一方、移動時間や体力的にもハードな一面があります。
そんな、時にはしんどい状況も楽しむためには、ちょっとした工夫が必要です。

何もお金をものすごくかけなければいけないものではないので、以下を参考にぜひ自分なりの楽しみを見つけてみてください!

出張グッズを揃える

出張の仕事が決まったら、まずは自分なりの出張グッズを揃えましょう!
成果を出すための大事なアイテムなので、ここはケチらず自分が良いと思えるものを揃えましょう。

僕の場合は、

  • 3日分の荷物が入る大きめのスーツケース
  • 出張先でのみ使う高級なヘアワックス
  • オーダーメイドのワイシャツ、スーツ
  • 肩がけも使える本革のトートバック

などなど、身だしなみを整えるアイテムにお金をかけていました。
良いスーツやバックを持つ、身だしなみを整えると気持ちが入るからです。

出張は荷物が多くなるため、荷物をまとめてくれる、長距離移動を快適にしてくれるアイテムもあるといいでしょう。

観光やグルメなど行きたい場所をリサーチする

せっかく出張に行くからには、現地のグルメや観光スポットも楽しみたいもの。
出張では必然的に外食になりますからね。

飲み食いが好きな人は、行きつけのお店を作れるとそれだけで出張が楽しみになります。

ちなみに僕の場合はそんな余裕もなく、「また来週も来るしいっか」とあまりグルメや観光は堪能していませんでしたw

それでも、時間が許す限り宿泊ホテルの近くのお店の開拓をし、現地の雰囲気やグルメを楽しんでいました。

お気に入りのホテルを見つける

宿泊を伴う出張をする上で、ホテル選びは最優先事項です。
パフォーマンスの半分はホテルで決まると言っても過言ではありません。

駅から遠い、タバコ嫌いなのにタバコ臭い、部屋もベッドも小さくて全然眠れない

こんなホテルに泊まってはただでさえ長距離移動で疲れているのに疲れがとれません。

もちろん予算の都合もあるでしょうが、お得なサイト経由で予約するなど、あらゆる手を使って良いと思うホテルを見つけましょう!

僕の場合は、

  • 駅チカ
  • 大浴場付き
  • 朝食ビュッフェ付き

の3軸で選んでいました。
毎週泊まるお気に入りのホテル候補を2〜3個見つければ、大体の場合はどれかに泊まれます。

飛行機を伴う宿泊の場合は、航空券とセットで予約するとお得です。

旅行でも泊まれない、ハイアットリージェンシーや日航ホテルに宿泊できたのは良い経験でした^^

現地で交流する人を作る

出張は嫌いではないけど、完全に一人は寂しい、みんなでわいわいする時間も作りたい。
そんな人は思い切って現地の人と交流してみましょう。

僕は地方営業所のメンバーと食事をしたり、クラブに行ったり、マッチングアプリなどを使って女の子と遊んだりしていました(゚∀゚)

現地で一緒に遊ぶ人ができると、出張が最高に楽しみになりますよ!

今はネットで簡単に出会える時代ですし、ある程度の規模の都市であればお店もたくさんあります。

ぜひ寂しがり屋の人は、出張を機会に交流を広げてみるといいでしょう。

出張のある仕事に転職・出張のある仕事から転職したいなら

そんな方は、一度転職エージェントに登録してみるといいでしょう。
自分の希望や条件を伝えて、そもそも応募できる求人があるのかを相談できます。
希望に沿わない求人を紹介されたら、きっぱり断ってしまって大丈夫です。
僕も今まで20人くらいのエージェントと話しましたが、相性もあるので一定数まずは話してみるのをおすすめします。

20〜30代向けのエージェントなら「ASSIGN」

アサインは、20~30代のハイエンドの転職に特化した転職エージェントで、コンサル転職に強みがあります。
もちろんコンサルだけでなく、IT企業や営業職の紹介もあるのでご安心を。
キャリアイメージに沿った提案をしてくれるため、初回面談の内容によっては転職を勧められないこともあります。

ただ、それだけキャリアに合った求人を紹介してくれることの裏返しでもあるので、興味ある方は一度登録してみてください!

営業職に特化したエージェント「マーズキャリア」

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営業職の求人が豊富なだけでなく、キャリアアドバイザーも営業転職支援実績が豊富なため、内定率が高いのも特徴。

営業職に転職したい人にとって、おすすめできる転職エージェントです。

注目ベンチャーから大手上場企業まで、幅広く紹介してくれます。

まとめ

今回は、出張経験100回以上の僕が感じた出張のリアルを紹介しました。

大変なことも多いですが、出張をともなう営業はやりがいのある仕事です。

うまく工夫をすればプライベートを犠牲にせず、出張を楽しめるでしょう。

本記事のまとめ

  1. 出張は営業としての成長もあり、出張ならではの楽しみもある
  2. デメリットは移動時間の多さによる疲労とプライベートな時間が少なくなること
  3. 出張が向いている人は営業としての成長意欲が高く、自分なりの創意工夫ができる人
  4. お気に入りのアイテムやホテルを見つけたり、現地のグルメや交流など趣味を作ると出張は楽しくなる

ぜひ自分なりの創意工夫をして、出張ライフを楽しんでください。
僕もできるなら出張営業生活に戻りたいくらいですw

それでは!

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