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【陰キャで営業歴10年】本当に陰キャは営業に向いていないのか?

転職
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望(ぼう)

現役営業マン。営業歴10年。
リクルート、サイバーエージェントグループ、博報堂グループ会社で営業を歴任。初めての営業では新規契約獲得が同期10人中最下位→トップセールスで表彰経験あり。
おしゃれセンス0×コミュ障でもトップセールスマンだった上司のもとで学び成長。

ブログのテーマは売れる営業マンがどんなアイテムや思考を持っているかを学べるサイト。
アイテム選びにお金はかけられない、でも恥はかきたくない人のための情報サイト。

目標は実績やお金がなくても、自信を持って営業できる人を増やすこと。
少しでも営業の仕事を楽しんで取り組めるようになるな情報を提供すること。

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こんにちは!望(@90marketer)です。

僕は25歳の頃に初めて転職をし、営業職に就きました。
以来約10年、商材や業界は多少変われど、営業の仕事に携わり続けています。

もちろん、その10年すべてが順風満帆ではありませんでした。

駆け出しの頃は飛び込み営業先で「二度と来るな!」と怒鳴られたり、周りのメンバーが達成しているのに自分だけが未達だったり、営業に向いていないと思った瞬間も何度もあります。

そして僕自身の性格は、どちらかと言うと陰キャでコミュ障です。

昔から飲み会は大っ嫌いで、いても端っこに座っているタイプ。

ケアレスミスも多いことから発達障害を疑い、病院に行こうと思ったこともあります^^;
(予約を取れるのが半年以上先立ったので結局行きませんでしたが)

そんな僕でも、気づけば10年営業の仕事をこなし、今も何とか社会で生きることができています。

今日の記事は、「自分は営業に向いていないかも」と悩んでいる方に向けた内容にしました。

こんな方におすすめ

  • なかなか成績が上がらない
  • 内向的な性格で、営業が向いていると思えない
  • 周りは陽キャな人たちばかりで、浮いていると感じる
  • 自社商材が売りたいと覆えず、提案が苦しい→受注しても嬉しくない
  • 人と話すのは嫌いではないが、ノルマがつらい

こんな人には、参考になる内容なのでお楽しみに!

なぜ陰キャの僕が営業を続けられたのか

僕も営業を10年続ける中で、他の営業マンもたくさん見てきました。

陽キャで営業に向いていそうなのに辞めてしまう人がいる一方、僕のような陰キャタイプなのに長く働く人も一定数います。

この違いは何なのか。

その答えを考えてみると、この陰キャでコミュ障な性格と営業は、意外にもマッチしているのです。

社内より、社外の人とコミュケーションを取る方が楽

僕が社会人になって適応に苦しんだのは、社外の人より社内の人とのコミュケーションです。
僕は社内にいるときは黙々と作業をするのが好きなタイプ。

仕事中に雑談するのは、あまり好きではありません。
また、ランチもできれば一人で好きなものをゆっくり食べたいんですよね。

一番最初に入った会社では、基本的にずっと社内で作業をする仕事でした。

常に誰かと一緒にいなければいけないのは、苦痛で仕方なかった。

一方、営業は顧客とコミュニケーションを取るのがメインの仕事です。

新規営業であればテレアポや商談をこなしたり、ルート営業であれば取引先を訪問してフォローをしたり。
クライアントによっては雑談が好きな方もいますが、話す内容は商談がベースです。

無駄にいつまでも終わらない雑談をする必要はありません。
残業して、社内の人と雑談が盛り上がって帰りづらいなあと思うこともないのです^^;

そう考えると、コミュ症の僕に取っては”顧客と話している方が心地よかった”のでした。 

外回りが多ければ、外で自由に仕事ができる

社会人になってから気づいたことですが、僕には発達障害(ADHD)気質があります。

落ち着きがなく、ずっと座って作業をしているのが苦手です。

集中力が続かず、ついついスマホを見てしまい、トイレにも頻繁に行っていました。

一番最初に務めた会社では、ほぼ全員デスクワークで、サボっているのを悟られないかというプレッシャーも常にありましたね笑

一方営業は、圧倒的に外にいる時間が長いです。

良く言えば自由、悪く言えばその分責任が伴います。

それでも、社内にずっといるよりは好きなカフェでスキマ時間に仕事ができる外回りのほうが、僕にはずっと向いていました。

営業に求められるのは、明るい性格ではなく安定したメンタル

陰キャな性格でも、その特性によっては十分に営業にマッチする可能性があります。

その一方で、営業に向いていそうな陽キャな人でも辞めていく人もたくさん見てきました。

「陽キャだと営業に向いていそうなのに・・」と思いますよね。

僕もそう思っていました。

しかし、10年営業をしてみて思うのは、性格で営業の向き不向きが決まるわけではないということ。

一つエピソードを紹介します!

リクルートで働いていたとき、中途で入社してきた子♂がいました。

その子は初月から目標を達成し、朝会(リクルートでは始業時に朝会と言う名の朝礼があります)でも司会をこなすほど、会社にも営業にも馴染んでいたように見えました。

半年後には表彰もされるほど営業成績がよかった彼ですが、1年が経つ頃には徐々に目標を達成できなくなる月も増えてきました。

どうしたんだろう?と少し心配していましたが、それから半年が経たない内に彼は退職してしまいました。

当時はなんでだろうと思っていましたが、今は何となく辞めてしまった理由が分かります。

彼は確かに陽キャで盛り上げるのがうまく、それは営業にもマッチしていました。
しかし、徐々に仕事量や任されるクライアントも増えていく中で、思うように業務をこなしていくのが難しくなっていったのだと思います。

また、彼は感情に波があるタイプでもありました。

明るく周りを盛り上げられる一方で、うまくいかないことが続くと、落ち込んでいるのが周りから見てもすぐに分かりました。

ハマったときは強いですが、一度調子を落とすと引きずってしまうタイプです。

このように、陽キャの中でも感情に波があり、それがパフォーマンスに影響するタイプの人は営業でも長続きしない傾向があります。

当たり前ですが、ノリと勢いだけで売れ続けることはできないからです。

最初はうまくいっても、どこかでつまずく瞬間は誰しも訪れます。

そんなときも、ロジカルに冷静に対処し立て直せるかどうか。

ミスから学び、同じことを繰り返さず建設的に考え続けられるかどうか。

営業は相手がいる仕事なので、思うようにいかないことも多くあります。

売れている人でも、うまくいっていないことの方が圧倒的に多いのです。 

そう考えると、営業の向き不向きは性格の要素ではなく、うまくいかないときも地道に取り組み続けられるメンタルの安定が求められます。

僕のような陰キャでも、ある程度の感情コントロールと、地道にコツコツ取り組むことができるタイプであれば求められる営業マンになれます。

単発で売れるより、中長期で安定して売れ続ける営業マンの方が商売においては重要だからです。

営業に向いている人の特徴

陰キャで10年営業を経験し、リクルートやサイバーエージェント、ソフトバンク、博報堂系列の4社で多くの営業マンを見てきました。

続きそうで辞めてしまう人、辞めそうだけど意外と続く人、いろんなタイプを見てきた僕が思う向いている人の特徴をまとめました。

商談であれば人と話すことに苦を感じない

まずはこれ!

社内の人とコミュニケーションを取るより、クライアントと商談している方が気が楽な人。
営業である以上、人と接することは避けられません。

ただ社内向けのコミュニケーションか、社外向けかはストレスの種類が異なります。
僕は社内の人と雑談しながら仕事をするのが苦手でした。

クライアントと話すことは、冷たくあしらわれたり、合わない人でも対応をしなければいけないし、それはそれで別の負荷がかかります。

それでも、仕事の話だけしていればよく、それ以上の付き合いも特段必要ないクライアントと接している方が、個人的には合っていました。

デスクワークより外にでて仕事した方が気が楽

最近ではオンライン商談も増えましたが、コロナも落ち着いた今、対面での打ち合わせを求めるクラントも一定数います。

社内にこもって仕事をするのが合っている人もいるでしょう。

ただ僕の場合はADHD気質もあり、デスクでずっと座って仕事をするのが苦手なタイプです。
そんな僕にとっては、外で人目を気にせず仕事ができることのほうがずっと気が楽で集中できます。

外にでれば、社内の人と話さなくても良いですし、気分転換になりますね!

立ってるだけで汗ばむ夏も、できれば外にでたくない冬も、土砂降りの雨の日もでないといけない大変さはありますが、それでも「外に出たほうがいい!」という方は間違いなく営業は向いています。

感情の浮き沈みが少ない

営業は、目標(ノルマ)を課せられるケースがほとんどです。

毎月、3ヶ月毎など、期間は違えど日々目標達成に追われます。

感情の浮き沈みがあると、安定したパフォーマンスを発揮できません。

売れるときは良いですが、売れなくなった途端沼にはまって抜け出せなくなることも。

ここは陽キャ、陰キャ関係なく淡々と仕事をこなせる人の方が向いていますね!

多少負荷がかかってもいいから、稼ぎたい

初めての転職で転職エージェントの方に言われたのは「営業はプレッシャーを楽しめないといけない」というアドバイスでした。

営業は、自分の売上が数字でわかりやすく現れます。

仕事ができる、できないが第三者から見ても明確に分かるのです。

ノルマがあるのも、他人と比較されやすいのも、営業の特徴と言えるでしょう。

それは、決められたタスクをこなすだけの仕事にはないプレッシャーがあります。

一方で、メリットは数字に現れることで実績を証明しやすいことです。

数字に現れる=評価されやすい=売れれば稼ぎやすい仕事、と言えるでしょう。

毎日定時に帰る仕事より、多少大変な仕事であっても稼ぎたい!

そんな人にこそ、営業は向いている仕事です!

会社や扱う商材のことが好き

その会社やサービスが好き、業界に強い思い入れがある。

というのは、営業をする上で大きな武器になります。

僕は自社商材に自信を持てずに営業していた頃がありましたが、あの頃は辛かった^^;

売らないといけないけど、売りたくない。
売れてもあまり嬉しくない、むしろ罪悪感が残る。

そんな経験もしました。

もちろん、好きという気持ちだけで売れるほど営業は甘くありません。
ただ、興味のない商材や業界で営業をするのは思っている以上に負荷がかかります。

ただでさえノルマのプレッシャーがあるのに、好きでもない商材を売るよりは、ずっと良い仕事ができるでしょう。

営業に向いていないと思ったときにすべき行動

僕自身も、営業を経験する中で何度も「自分には向いていないのでは」と思った瞬間があります。

そんなときは、上で挙げた営業に向いている人の特徴と照らし合わせて、以下のアクションを実行するのがおすすめです!

何が向いていないと思うのか言語化する

まず、漠然とした気持ちを言葉にするのがおすすめです!

僕ももやもやしたときは、よく紙に書いて頭を整理しています。

紙に書く=思考を外にだすことで、客観的に考えやすくなります。

そもそも人と話すのが苦痛なのか、商材自体が好きではないのか、会社の方針が嫌なのか、上司やメンバーとの関係性が悪いのかなど、何を持って向いていないと思っているのか、明確にするといいでしょう。

明確にできれば、対策のアクションを考えられるようになります。

人間関係の問題であれば、異動を申し出る

単に上司やメンバーとの関係性だけの問題であれば、その環境を変えれば解決する可能性があります。会社の規模にも寄りますが、部署異動を検討してみるのもいいでしょう。

ここで大事なのは、もし異動を希望するなら「明確に異動希望の意志を伝えること」です。

曖昧に伝えると、結局何も変わらない事が多いので、人事か直属の上長なのか、異動希望を伝えてみましょう。

僕も過去に上司との相性が悪く、半年に一度の自己申告制度を利用して異動希望を伝えたことがあります。

結果、通りませんでしたが笑

ただその後、希望とは別部署の異動が決まり、今は楽しく営業ができています。

ノルマが苦しいなら、ルート営業への転職を検討する

人と話すのが苦痛ではないけど、ノルマが厳しすぎて辛い。評価されない。

という方には、営業の中でも「ルート営業」に就く選択肢もあります。

ルート営業は、既存の取引クライアントのフォロー業務がメインです。

ノルマがまったくないわけではありませんが、新規営業のノルマやプレッシャーと比べたら軽減される可能性もあるでしょう。

人と話すことが苦でないというのは、営業の重要な資質の一つです。

営業の中でも別職種に変えてみる、というのも検討してみることをおすすめします!

自社の商材に自信がないなら、代理店への転職を検討する

最後に、自社商材や売っているものに自信がない人に考えてほしいのは、代理店という選択肢です。
僕も過去、自社商材に自信がなく売るのが嫌で嫌で仕方ない時期がありました。

僕は今、Web広告の代理店営業を行っています。

具体的にはGoogleやyahoo、YoutubeなどのSNS広告提案です。
これらは自社商材ではないので、トレンドに合った商材を取り扱えるメリットがあります。

もし今後、Googleが使われなくなったら、別商材の提案をすることになるでしょう。

自社商材を変えることはできませんが、

  • 代理店は自由に商材を変えられる
  • 複数商材を扱えることもある

ので、最も売りやすい商材を扱うことができます。

代理店で営業をしている今は、僕も自信を持って提案ができています。

自社商材を売るのに抵抗がある人は、ぜひ代理店での営業を検討してみてください!

営業職に挑戦したい、辞めたいと思ったら

そんな方は、一度転職エージェントに登録して相談してみるといいでしょう。
営業職も新規開拓を中心に進める営業もあれば、既存顧客のフォローがメインのルート営業などさまざまです。
どんな営業職ならできるのか、募集要項を見てできそうなら応募してもいいですし、自分には無理だなと思ったらまた別の仕事を探せば大丈夫です。

「自分にはできなさそう」とはっきり思えるのもまた一つの発見です!

また、営業職での転職を検討している人も、営業職に特化したエージェントなので情報収集感覚で話を聞いてみるのもいいでしょう。

営業職に特化したエージェント「マーズキャリア」

マーズキャリアは営業職転職に特化したキャリアアドバイザーがサポートする、「営業職専門の転職エージェント」です。

営業職の求人が豊富なだけでなく、キャリアアドバイザーも営業転職支援実績が豊富なため、内定率が高いのも特徴。

営業職に転職したい人にとって、おすすめできる転職エージェントです。
代理店営業に興味を持った人も、ぜひ希望を伝えてみてください!

20〜30代向けのエージェントなら「アサイン(ASSIGN)」

アサイン(ASSIGN)は転職者の90%以上が「アドバイザーに本音で相談できる」と回答した、キャリアアドバイザーの満足度が高い転職エージェントです。

「自分のキャリアビジョンを一緒に考え、自分にあった求人を紹介してくれた」という口コミも多いのが特徴。

キャリアイメージに沿った提案をしてくれるため、初回面談の内容によっては転職を勧められないこともあります。

ただ、それだけキャリアに合った求人を紹介してくれることの裏返しでもあるので、興味ある方は一度登録してみてください!

まとめ

今回は、陰キャで営業10年の経験をベースに、営業に向いている人の特徴と対策についてまとめました!

営業はつらく、陰キャやコミュ障には向かない仕事のイメージがありますが

など、人によってはメリットもあります。

また営業に求められるのは

です。

毎月ノルマに向かって地道にコツコツできる人のほうが特性があります。

向いている人の特徴は

これらに当てはまる人は、営業に向いています。

そしてもし「営業に向いていない」と思ったときにすべきは

です!

営業は、コミュ障でも取り組み方によっては継続でき、何より稼げる仕事です。
僕も紆余曲折を経ながら何とかここまでやってこれました。

悩みもたくさんありましたが、今では営業を続けて本当によかったと思っています。 
また、もしほかにも悩みがあって解決しない、という人は、ぜひ個別に連絡ください!

相談することで、悩みは半分解決したようなもの。

自分の頭の中のモヤを整理して、一緒に解決を探っていきましょう。

それでは!

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