営業マンである以上、一度は見た目や装いについて悩んだことはありませんか?
「スーツってどんなものを着たらいいんだろう」
「オフィスカジュアルに興味があるけど、自分で考えるのは面倒だな」
「オンラインでの商談ばかりになったけど、もうスーツは着なくていいかな?」
「今日は大事な商談があるけど、この服装で大丈夫だろうか」
「営業は見た目が9割」と言われることもありますが、果たしてそれは本当なのでしょうか?
実際に見た目が売り上げに直結する理由や、好印象を狙うよりも「足切り」を回避するための具体的なポイントについて掘り下げます。
髪型や服装など、意識するだけで印象が大きく変わるコツを学びましょう。
さらに、売れない営業マンの残念な特徴や、売れる営業マンが持つべき要素を詳細に解説。
オンライン営業の際にも重要な見た目のポイントについても触れます。
この記事を読むことで、あなたも一歩先を行く営業マンになれるはずです!
本当に見た目は大切なのか?
見た目が大切なのは「当たり前」だけど・・・
営業に限らず、ビジネスマンにおいて見た目が大切であるのは言うまでもないでしょう。
見た目が整っていないより、小綺麗な格好をしている方が好印象を与えられますよね。
しかし、実際のところはどこまで見た目が影響するのかを考えたことはありませんか?
僕自身も上場企業や外資系の会社も含め、たくさんの営業マンを見てきました。
服装に限らず髪型、匂いまでこだわっている営業マンもいれば、
そこまでのこだわりはなくただスーツを着ているだけという人もいます。
そんな多くの売れる営業マンを見てきて僕から言わせてもらうと、
見た目はやっぱり「大切」です。
はい、つまらない回答ですみませんw
しかし、多くの人が口を揃えて言う「見た目が大切」は主観であり明確な基準がないのです。
それを、本記事では具体的にします。
売れる営業マンの見た目のポイントから考え方まで、一緒に学んでいきましょう。
大切なのは「好印象を与える」ことより「足切りを食らわない」
そもそも、見た目を気にする理由はなんでしょう?
「相手によく思われたい」
「浮いて恥ずかしい思いをしたくない」
「服装や髪型がふさわしいのか自信が持てず不安」
それぞれ理由はありますが、
根底には好印象を得たいという思いがないでしょうか?
営業の場面では、一期一会の機会が多く訪れます。
その際、会う人すべてに好印象を与えられたら素晴らしいことでしょう。
しかし、すべての人から好かれるのは実際難しいものです。
好みは人それぞれ異なるからですね。
毎回その人の個性に合わせて見た目を変えるのは筋が悪いし、現実的ではありません。
おしゃれが好きなら追求してもいいですが、
本来営業マンは、顧客のニーズを汲み取り良い提案をすることや、
スムーズにやり取りできるよう工夫するなど、顧客満足に直結するアクションに集中するべきです。
しかし、見た目が整っていない営業マンからの話は聞きたいと思われません。
そうなると、そもそもどれだけコミュニケーション能力があってもそれを発揮する機会すら得られないんですよね。
「見た目を整えるのは大切」
これは多くのマナー本でも言われていることですし、僕も真実だと考えています。
しかし、それは好印象を得るためではなく、第一印象で話すら聞きたいと思ってもらえない、
つまり「足切りを食らわない」ことを前提に考えると、やるべきことがシンプルになります。
話の内容より見た目が影響を与える理由
営業活動でもっとも大事な第一印象は、どのようにして決まるのでしょうか?
第一印象を語るうえで欠かせない「メラビアンの法則」
「メラビアンの法則」はアメリカのカリフォルニア大学ロサンゼルス校の心理学者アルバート・メラビアンが提唱した第一印象が与える影響を示した法則です。
第一印象を取り上げる際、営業研修などでも良く取り上げられるので、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
メラビアンの法則によると、人が相手を判断するときに影響するのは、見た目や表情、しぐさなどによる「視覚情報」が55%、話すスピードや声の大きさなどの「聴覚情報」が38%、話の内容である「言語情報」はなんとたった7%程度しかありませんでした。
引用:メラビアンの法則とは?ビジネスでの活かし方や誤解を解説【第一印象が最重要?】
コミュニケーションには2つの種類があります。
・会話や文字などの話の内容にあたる「バーバル(口頭の)コミュニケーション」
・表情や身振り手振り、外見など非言語に当たる「ノンバーバル(非言語)コミュニケーション」
メラビアンの法則から、私たちは言語によるバーバルコミュニケーション<非言語のノンバーバルコミュニケーションによる影響を大きく受けていることを示しています。
小難しく聞こえそうなので簡単に言うと、
怒った表情で「好き」と言われても、人は「怒られている」「嫌われている」と思いやすいということですね^^;
第一印象がその後もあなたの印象になる「初頭効果」
「初頭効果」とは、人は最初に得た情報で全体の印象を決めるという心理学の用語です。
初対面で「ハキハキして明るい人」という印象を抱くと、その人のことを「いつも元気で明るい人」というイメージで記憶します。
引用:しくみシェア
逆に初対面で「冷たい雰囲気の人」と思われると、その印象が続くので無意識にその人を遠ざけるようになります。
第一印象は、言葉の通り初めてあなたに抱く印象です。
人は、わずか0.1秒で相手の印象を決めると言われています。
第一印象は一瞬が勝負。
第一印象でコケるとその後の挽回は難しいですが、
最初のハードルをクリアすれば、その後も円滑に相手との関係性を築きやすくなります。
まとめ
✓営業マンにおいて見た目は大切
✓人は相手の第一印象を見た目や声のトーンなどから93%判断している
✓一度持った第一印象はなかなか変えられない
✓とは言えおしゃれになる必要はなく「足切りを食らわない」ことを目的に見た目を整えれば大丈夫
見た目を決める要素と意識したいポイント
見た目が大切な理由を心理学的効果も含めここまで説明しました。
ただそれだと「じゃあどうしたらええねんw」状態だと思うので、
ここからは具体的なチェックポイントを解説していきます!
見た目を考えるうえで、意識したいポイントと、具体的に構成される要素を4つに分けました。
ここまで抑えられれば、あなたも見た目はトップセールスマンと同じ領域になります。
ポイント①:その装い、TPOに合っていますか?
実際にチェックしていく前にまずは考え方の話から。
見た目を意識すると言っても、日々動き回る営業マンのシチュエーションはそれぞれです。
代表的なシチュエーション
・初めて商談する人と会う
・プレゼンテーションを行う
・取引先への定期的な挨拶回りに行く
・夜に接待を行う
「TPOに合わせて身だしなみをしよう」
営業マンに限らずビジネスマンなら一度は聞いたことのある言葉ですが、
やはりその場にふさわしい装いを整えることは大切です。
極端な例をだすと
・葬儀の場に華やかな格好で出向く
・デートなのに相手がジャージで来る
もし上記のような状況に出くわしたら、
多少なりともがっかりしませんか?
第一印象が決め手になる営業マンなら、なおさら意識したいポイントですね^^;
ポイント②:売れる営業マンは意識する「PPP」
TPOについては聞いたことがある人も多いと思いますが、
売れる営業マンは更に「PPP」まで意識します。
売れる営業マンは意識するPPP
Position(立場)、People(相手/同行者)、Purpose(目的)の頭文字を取った造語。
自分がどんな立場で、どんな相手と誰に会いに行くのかを売れる営業マンは意識しています。
自分が若手営業マンの場合、上司の前では部下ですし、後輩の前では先輩の立場になります。
顧客の前では会社を代表する担当者の立場ですよね。
また、誰に会うのか、誰がその場にいるのかも見た目を考えるうえで考慮したい要素。
そもそも商談に行くのは、受注するためという視点も当たり前ですが意識しましょう。
受注のために、まずは担当者の信頼を得るのが目的になるのか、
決済者がでてくる勝負商談になるのかで振る舞いや与えたい印象は異なります。
決済者なのであれば、信頼感と誠実さを全面に出し仕事ができる印象を与えたいですし、
同世代の担当者であれば信頼と誠実をベースにしつつ、親近感を出しても良いかもしれません。
何から考えればいいかわからないという人は、「誰に会いに行くのか」という点だけまずは意識しましょう。
商談相手が社長なのか、担当者なのかによって意識すべき自分の印象が変わるからです。
とは言え、1日のうちに社長に会ったり、担当者に会ったり、予定も様々でしょう。
その場合は、信頼と誠実をベースにしつつ、ネクタイなどで手軽にイメージを変えられるアイテムを活用するのがおすすめです!
見た目を決める要素①:あなたそのものを表す「顔周り」
まずは何と言っても顔・表情です。
特にコロナ以降はオンラインで商談をする機会も増えました。
見た目を構成する要素で大きいのは、
身体の面積の多くを占める「着こなし」になるのですが、
今はオフラインで商談する機会も減りましたよね。
もちろん業界によってはまだまだ訪問するスタイルのままも多いと思いますが、
顔や表情が大切なのは同じです。
✓工夫次第で清潔感を演出できる:髪型
髪は、顔のパーツの中でも大部分を占める重要な要素です。
髪型次第で、雰囲気や清潔感ががらっと変わります。
しかし、髪型は正解がない世界です。
僕が見てきたトップセールスマンは短髪でいわゆるザ・清潔感という髪型という人もいれば、
パーマで少し長い髪型、おしゃれそうな雰囲気の人もいました。
髪型に限らず大切なのは「清潔感」が伝わることです。
この記事の冒頭でも伝えたように、すべての人から好印象を得るのではなく、とにかく足切りを食らわない、不快な印象を与えないように演出できるのがベター。
髪型で清潔感を出すポイント
・おでこをだす
・ジェルを使う
おでこをだす
おでこを出すのは、
清潔感を与えやすいこと、
自分の表情など感情が伝わりやすいことがあります。
ほら、おでこを出したほうが相手の見える顔の面積も広がり、安心感がありませんか?
前髪は汗をかいたり風が強い日は乱れやすいなので、手入れがいらなくなることもメリットですね!
ジェルを使う
皆さん、髪はセットしていますか?
寝癖も直さないのは論外として、髪も必ずセットしましょう。
ジェルを使うメリットは2つあります。
・ツヤ感がでて清潔感を演出しやすい
・髪型が乱れない
僕も昔はワックスを使っていました!
でもワックスだと、汗や風で髪型が崩れやすいんですよね。
特に真夏の外回りのときには髪が乱れて、その度に直していたので手間がかかりました。
ジェルにしてからは、そんな心配もなくなりいつでもビシッと髪型が決まってます。
ジェルはツヤ感があり清潔感を演出
ワックスは手軽だが髪質によってはキープしづらい
引用:ビジネススーツに似合う髪型特集!メンズにおすすめのヘアスタイル&スタイリング剤を一挙紹介
髪型については、清潔感を演出できていれば良いのですが、
特にこだわりがなくどうしたらよいかわからないという人は黒髪×ショートが王道です。
僕自身も、黒髪×ショートorミディアムショート×ジェルの髪型に常にしていました。
僕はもともと毛量が多くてワックスだと一度セットしても乱れがちだったので、
ホールド力を求める人にはおすすめです。
質にこだわりたいならおすすめのジェル
コスパにこだわりたいならおすすめのジェル
✓意外と見落としがち:口周りのケア
営業マンは話すことが仕事と言っても過言ではありません。
髪型や肌などを気にする人はいますが、意外と口元も見られています。
喋るので、そこに目がいくからですね。
口周りケアのポイント
・夏でもリップクリームは持ち歩く
・ヒゲは毎朝かならず剃る
特に唇は、乾燥しないようにリップクリームを塗るようにしましょう。
夏でも、僕はリップクリームを常備しています。
ヒゲも必ず剃ってください!
一部おしゃれにヒゲを生やせる人もいますが、
自信がない人は清潔感を優先しましょう
見た目を決める要素②:ここがずれるとすべて台無し「着こなし」
着こなしで最も大切なのは「サイズ感」です。
体系に合っていないスーツを着ると、シワが入りやすくなります。
着やすいからという理由で大きめのサイズを選ぶと、だらしない印象になりがちです。
その逆で小さすぎると、ぴちぴちで体系に合っていない印象になり、そもそも着心地が悪すぎますw
スーツのサイズは、肩幅、ウエスト、袖丈と身体のパーツに合わせてそれぞれのジャストサイズを選ぶ必要があります。
ここはスーツの量販店(SUIT SELECT、SUIT COMPANY、AOKI、スーツファクトリー等)でも、百貨店でもどこでもやってもらえるので測ってもらいましょう。
既製品でも体系に合った近いものを選べば大丈夫です。
僕も20代でお金がない頃は既製品のスーツでした。
更にこだわりたい人は、オーダーメイドスーツを活用してみてください。
僕もお金がない20代の頃は既製品で安く済ませていましたが、
30代からオーダーメイドスーツを利用し始めました。
オーダーメイドスーツ、初めて着たときは感動しますよ!
見た目を決める要素③:見えないからこそ意識したい「ニオイケア」
営業マンが優先的に取り組みたいニオイケアは「口臭」です。
提案している営業マンの口が臭かったら、集中して提案を聞く気にならないですよね^^;
営業マンは、なるべく提案を集中して聞いてもらえるように、多くの人が気に障るであろう点を排除します。
あとは、提案書を見せるときに指元もかなり見られるので爪も必ず切りましょう!
整髪料や香水も、ニオイが強すぎると逆にマイナスな印象になるので、
あくまで自己主張ではなく、相手が気にならないレベルでのケアを心がけてください。
見た目を決める要素④:売れる営業マンは戦略的に「色」を使う
人の印象も、その人が身につけている色に大きく左右されます。
色に対して、人間がどのように反応するのかを分析する「色彩心理学」もあるほどです。
危険を感じさせる赤を信号機で使うように、
色の効果はマーケティングでも世界で古くから利用されてきました。
色にはそれぞれ、心理学的なメッセージがあります。
「こういう人と思ってもらいたい」と考えるなら、その人物像に近いメッセージ性を持つ色を取り入れると効果的です。
また、相手が身につけている色から、その時の相手の心理を推察することもできます。
売れる営業マンは、こうした色彩心理学を効果的に活用している人が多いです。
営業マンには欠かせない「誠実の青」
青は、「世界中で一番好かれている色」と言われるほどで、多くの人が好む色です。
幸せホルモンと呼ばれるセラトニンに作用し、いやし効果があると言われています。
青い海や空を眺めると気持ちが落ち着きますしね!
人を安心させる効果を持つ青は、「誠実」「信頼感」などのイメージを演出できる、
営業マンには外せない色です。
謝罪対応にも使える「万能のグレー」
グレーは大人っぽさや落ち着いた印象を与える効果があります。
また、グレーと言っても濃淡があり、特に薄いグレーはコミュニケーションを円滑にするのに効果的です。
濃いグレー=チャコールグレーは黒に近い色合い
薄いグレーはミディアムグレー程度に収めるのがベター
引用:チャコールグレースーツの魅力~3つの着こなしポイントとコーディネート~
薄いグレーほど、控えめでおとなしい印象を与えるからです。
「申し訳ない」と深く反省しているイメージの演出にも使えます。
一方で、濃いグレーは主張を強める効果があり、
営業の交渉段階で濃淡を調整してもいいでしょう。
勝負どころで使いたい「情熱の赤」
赤は情熱や強さ、リーダーシップのイメージが強く、積極的でアクティブな印象を与えます。
元アメリカ大統領のトランプも赤のネクタイを身に着けていたことで有名ですよね。
引用:NewsWeek
赤は相手に対しても強烈な印象を与えますが、
それを身にまとう自分に対しても大きな影響があります。
英国の大学で、赤と青のウェアを着た人の勝率の違いを調べたところ、
赤のウェアを着た人の方が勝率が高かったというデータもあります。
赤は、それを見る自分への闘争心を奮い立たせるのに効果的です。
まあ、赤って「血の色」ですからね^^;
嫌でも気持ちは高まるでしょう。
とは言え、かなりメッセージ性の強い色なので、
ビジネスシーンではネクタイなど小物で活用してください!
こんな営業マンになるな!だめ営業マンの特徴31選
ここまで営業マンの見た目の重要性や、抑えるべきポイントを解説しました。
ただ中には「じゃあ結局どういう見た目にすればいいのか?」と疑問を持つ人もいるでしょう。
そのためにもまずは、だめな営業マンの特徴を紹介します。
自分が当てはまっていないか、自信のある人もおさらいの意味で確認してみてください!
✓だめ営業マンの特徴31選
どうでしょうか?当てはまる部分はなかったでしょうか?
「いや、多すぎw」と思われそうですし、売れている営業マンも完璧ではなく、
日によっては整えられていないこともあります。
それでも、売れている営業マンは勝負どころを外しません。
気が緩む瞬間は0ではないものの、大事なタイミングでは見た目も整えています。
また、カバンや靴は機能的にはまだ使えても、表面が擦り切れているとだらしない印象を与えるので、
定期的に買い替える or 革製品なら手入れを定期的に行いましょう。
「いろいろあってどこから手をつければいいかわからない」と混乱する人は、
下記の点だけまずは意識してください。
✓まずはここだけ意識しよう
これだけ意識していれば、清潔感については70点は取れます。
姿勢や表情などは無意識で定着しているものなのですぐには変えられませんが、
運動やストレッチを習慣にすると、姿勢も良くなりやすく、健康にも良く、体型も維持しやすいです。
天才型の営業マンであれば太っていても売れたりするのですが、
ごく限定の例外の話になるのでまずは当たり前のことを少しずつ習慣にしましょう。
僕も、一時期はジムに通っていましたが費用と効果の割に合わないと思い、
現在は自宅で週5で筋トレをしています。
注意点
見た目を意識すると良いですが、かといってやりすぎるとマイナスな印象を与えます。
✓やりすぎると逆効果
僕も、一時期は整髪料にこだわって高いものを使っていたのですが、
「ニオイが強すぎる」とお客様に指摘をいただいたことがありました^^;
それが原因ではないと思いますが、結局契約も更新されなかったので、
やり過ぎはNGです。
自分のこだわりや好きを追求するのは、プライベートだけにしましょう!
売れる営業マンの定番スタイル
ポイントは分かったけど、「結局どういう見た目をすればいいの?」と思われる方に、
ここでは1つのスタイルを紹介します!
自信がない人はまずは王道の「ジャケパン」スタイルを
ほぼどの職種においても見た目でNGをもらわないのは「ジャケパン」スタイルです。
ジャケパンとは、上下で同一ではないジャケットとパンツを組み合わせたスタイルのこと。
引用:ビジネスに最適なジャケパンとは?明日から使える正解コーデを解説
ジャケットはネイビー、
パンツはグレーかチノパンが王道です。
シャツは白シャツを合わせると更に清潔感を演出できます。
上下で色のコントラストがあるのがポイント。
よりコントラストに目が生き、体型もカバーしやすいです。
髪型は短髪×黒髪×ジェルで前髪も上げていきましょう!
オンライン営業時代でも見た目のこだわりは必要?
最近はリモートワークも浸透してきましたよね。
僕も以前は商談=訪問でしたが、今ではオンラインでの打ち合わせが9割とほとんどになりました。
業界によってはまだまだ訪問が多い人もいると思いますが、自宅で商談となるとオンオフの切り替えも難しいですよね^^;
オンライン時代だからこそ、営業マンとして意識したいポイントをまとめました。
意識すべき基本的なポイントは、リアルのときと同じ
特に意識すべきポイントは同じです。
これはリアルでもオンラインでも、見た目にこだわる目的は同じだからです。
見た目にこだわるべきなのは、「見た目で足切りを食らわず、提案に集中してもらうため」でしたよね?
特にオンラインでは、画面の中心に自分がいます。
リアルな会議室やカフェなどでは、周りの景色や周囲にいる人、目の前の飲み物など視界に入るものは様々です。
四角い画面に視線が集中するため、より自分を印象付けるチャンスでもあります。
オンラインに慣れていない人は、接続できれば一安心と気を緩めている人も多いです。
自分の姿が相手にどう映っているかまで想像できていない人がほとんどなので、
細かいところにもこだわりましょう!
この小さい気配りが、他の営業マンとも差別化になるので!
オンラインで意識すべきポイント①:目の高さはカメラに合わせる
人は話をするとき、相手の目や口元を見ようとします。
カメラの位置や角度のよって、頭部やあごなど一部分だけが強調されると相手に違和感を与えかねません。
相手が話しやすくするためにも、カメラと視線の高さは平行になるようにしましょう。
そして最初は違和感がありますが、カメラを見ながら話すようにできるとより効果的です。
対面で話すときは、相手の目を見ることが誠実さを表しますが、オンラインで見るべきは「カメラ」です。
オンラインで意識すべきポイント②:ライトを活用し明るさにこだわる
視線の位置と同じく顔色をよく見せることも大切です。
できるだけ自然光が入るような部屋で働ければベストですが、難しいこともあるでしょう。
そんなときは移動式のライトがおすすめ!
顔色がよく見えるだけでなく、夜は手元を明るくできるので、
照明用のライトではなく通常のライトを活用するのがポイントです。
僕も引っ越してから、直射日光が入る小窓付きの部屋で仕事をすることになり、
不自然だったので部屋を暗くしてライトを導入しましたw
引用:ビデオ会議の画質を劇的に変える–デジタル一眼を「ウェブカメラ化」してみた
オンラインで意識すべきポイント③:背景はぼかしではなく必ず画像を設定
たまに背景をぼかしにする人もいますが、生活感がどうしてもでますよねw
見た目を整える目的は「提案に集中して聞いてもらうこと」です。
背景があれば気にならなくなるので、必ず設定するようにしましょう。
会社で指定されているものがあればそれを使えばいいですし、自分で探してもOKです。
僕のおすすめは↓です。
場合によってはアイスブレイクにもなるので良いかなと思っています。
引用:バーチャル背景:自宅にいながらオフィスで仕事をしてる風を演出!
オンラインで意識すべきポイント④:服装はジャケパンスタイルでOK
最後に服装について。
これもオンライン用のファッションを用意する必要はなく、リアルのときと同じで大丈夫です。
自宅で仕事をしていると、ついついTシャツ1枚で臨んでしまいそうになりますが、
ジャケットは必ず羽織りましょうね!
下半身だけ部屋着にしてないですか?
「ばれないからいいや」と思う気持ちはわかりますが、万が一商談中に立つことになったら印象が最悪です。
「そんなことないでしょ」と思われるかもしれませんが、不測の事態にも備えられるのが売れる営業マン。
部屋着だと気持ちのスイッチも入りづらくなるので、身なりは整えてオンラインでの商談にも臨むようにしましょう。
まとめ
今回は、売れる営業マンの見た目について、重要性と意識したいポイントを中心に解説しました。
本記事のまとめ
✓営業マンの見た目は、おしゃれ<NGをもらわないことが大切
✓ブランドでなくとも、清潔感を演出できれば十分
✓売れる営業マンはTPO、PPPを意識して見た目を決める
✓見た目は顔周り、着こなし、ニオイのケアやこだわりが必須
✓だめな営業マンは「まだ使える」でアイテムを判断する
✓売れる営業マンは「どう見える」と印象を最優先する
✓自信がない人は王道の「ジャケパン」スタイルで勝負する
特にこれまでファッションに興味のない人が、営業マンになると何を選んでいいかわからないですよね^^;
僕もまさにそうでした!
当初は「とりあえずスーツ着とけばいいだろ」と思っていましたが、
「スーツのサイズが合ってない」
「ワイシャツがしわしわだからクリーニング出したほうがいいよ」
こうした売れる営業マンの上司や先輩からのアドバイスをもらい、
「やっぱり見た目にはこだわったほうがいいかも・・・」と少しずつ自分の考えも変わりました。
オーダーメイドのワイシャツとスーツを買い揃え、
靴も毎週手入れを欠かさず、
ヒゲ脱毛にボーナスのほとんどを使って自己投資して、
少しずつ自信をつけていきました。
結果、営業では表彰されるくらいの成績を収めるまでに成長できています。
やはり見た目は、結果を左右する大切な要素の一つです。
印象が良ければよいほど、一番勝負したい提案に集中することもできます。
売れる営業マンになるためには、まず見た目からこだわっていきましょう!
それでは!
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