こんにちは!望(@90marketer)です。
- 営業の給料も中々上がらないし、それなら副業をしてみたい
- 副業に興味はあるしやりたいけど、何から始めたらいいんだろう?
- 営業以外のスキルもないし、副業できるイメージがわかない
- 営業代行以外にできる副業って何かないかな?
こんなことを思ったことはありませんか?
今は副業を認める会社も増えてきましたよね。
国としても副業を後押しする方針なら、それに乗っかってもっと稼ぎたい!
僕もそう思っていました。
とは言え、副業のイメージはデザインやプログラミングなど
手に職を持っている人が実践しているイメージが強いですよね。
僕自身も副業に興味がありながら、中々イメージが湧かず実践できずにいました。
営業代行も考えましたが、平日の夜や土日でできる案件って中々ないですよね^^;
平日日中は本業に集中したいし、どうすればいいんだろう?
僕なりに悩んだ結果、一つ興味を持ったのが「ウェブライター」です。
元々営業でプレゼンの機会も多く、自分の考えを言葉にするのは日常的に行っていました。
そうした経験が、ライター=文章にする仕事にも活かせるのでは?と思ったからです。
この記事を読めば
- 実際に案件を受注するまでの流れ
- 営業経験とライティングの親和性
- どの程度稼げるのが現実的か
が分かるようになるでしょう。
僕自身が体験したことを書いていくので、ぜひ参考にしてください!
営業代行ではなくライティングを選んだ理由
僕も元々は、副業は営業代行をするのが良いと考えていました!
営業経験をそのまま活かせるからです。
ただ、僕は元々法人営業の経験しか持っていません。
そのまま活かそうとすると、副業も法人営業をすることになります。
いくつかクラウドソーシングサイトやエージェントにも登録しましたが、
案件としてあるのは「平日日中」に稼働が求められるものばかりでした。
本業もフルリモートワークなので、僕の場合ある程度時間の融通は効きます。
ただ、できる限り平日日中は本業に集中したかったのと、
本業と副業の切り替えも大変そうだなと思い選択肢から外しました。
そもそも本業中に副業って、モラルとしても良くないですしね^^;
もし営業代行をするのであれば、平日夜か週末にできる「個人向け(BtoC)営業」が良いでしょう。
個人向け営業ならむしろ平日夜と週末にアポイントが集中します。
僕も個人向け営業案件にいくつか応募をしましたが、
- 法人営業経験をアピールしづらい(個人向け営業に求められるスキルと法人営業では全く異なる)
- 時間拘束が思ったほど大変
の2つがネックでした。
個人向け営業は、初回or2回目商談で一気にクロージングまで持っていくので、
1時間半〜2時間くらいかかることもザラにあります。
本業で疲れ切った中、2時間のアポを毎日こなすのはかなり大変です。
また、アポイントがあると本業での至急対応ができなくなることも問題です。
確実に残業しない、ある程度ルーティンワークで本業以外のことに集中できる状況にするか、
もしくは土日のみ稼働にするなどの調整が必要になるでしょう。
ただ、土日とは言え時間を固定されるのは、思っている以上に負荷がかかります。
その案件はオンライン営業でしたが、カフェとかで商談はできないので、
どうしてもその時間は家にいる必要があり、調整がかなり大変でした。
このような経験から、僕は副業を選ぶ条件を以下のように設定しました。
- 時間、場所の指定がされない
- 成果給で報酬がもらえる
- 特別な専門性がなくても始められる
このような条件を満たしつつ、かつ営業経験も活かせる「ウェブライター」が
僕の中で有力な選択肢になっていったのでした。
副業としてのライターの可能性
時間や場所に囚われず、特別な専門性も必要ない。
加えて営業経験も活かせる仕事がウェブライターだと思った僕は、
早速どのような案件があるのか、実際にリサーチしていきました。
ライティングの案件を獲得する方法は
- 知り合いの紹介
- クラウドソーシングサービスの活用
- 副業・フリーランス専用エージェントの活用
- SNSの活用
などが一般的です。
僕はその中でも、人脈がなくても手軽に始められる、
クラウドソーシングサービスを活用してみることにしました。
活用したのは王道の「クラウドワークス」
まずはクラウドワークスに登録して案件を探してみることに。
クラウドワークスを選んだ理由は、
- 検索したら上位表示された=ユーザーから評価されていると思ったから
- 案件数も300万件とクラウドソーシングサービスの中で最も掲載が多かったから
です。
早速、ライティング案件でどのような募集があるのかをリサーチしました!
執筆時点で募集している案件は2,462件!
(募集終了している案件は含まれていません)
これだけでもかなり多いなと思いました。
ただ、ライティングと言っても細かくカテゴリが分かれており、
- キャッチコピー制作
- ブログ記事執筆
- 記事・ウェブコンテンツ作成
- セールスコピー
- シナリオ・脚本制作
- インタビュー・取材記事作成
など、募集されている案件は多岐に渡ります。
会員登録せずとも、募集案件は見れるので気になる人は実際に自分でもリサーチしてみてください!
※スマホだと細かいカテゴリでの検索はできません
ライティングの相場は1記事2,000〜3,000円
ライティングの中でも、最も募集が多いのが「記事・ウェブコンテンツ作成」です。
ライティングの単価は、1文字単位の金額で決まります。
相場としては、1文字1円前後。
記事の量としても案件によって様々ですが、3,000文字程度がボリュームゾーンです。
また、継続して発注される前提のある案件は、
始めにテストライティング(トライアル記事)を行い納品するケースも多くありました。
そのような場合、文字単価は1円を下回るケースも多いです。
初めて取り組むときの相場は、1記事辺り2,000〜3,000円程度を想定しておくといいでしょう。
実践!案件応募から納品までの流れと結果は?
今回は、ライティングの中でも特に募集の多い
「記事・ウェブコンテンツ作成」から応募することにしました!
ただ、最初は案件数が多すぎてどれに応募すればいいのか迷いますよね。
僕自身、募集案件を数多くリサーチ、比較して選ぶ基準をまずは明確にすることから始めました。
案件選びのポイント3選
ライティングに募集している案件をリサーチし比較した結果、
以下のポイントを選定基準にしました。
- 継続して記事制作の依頼がいただける
- 研修や教育制度が整っている
- ライターとしてステップアップできる
1記事だけの単発に終わってしまうと、また次の案件を探して応募しないといけません。
案件リサーチ→応募の手間が増えるので、
継続して一つの窓口から発注してもらえた方が効率が良いと判断しました。
加えて、ライターとしては未経験からのスタートになります。
ライティングの質を上げるためにも、
フィードバックがあるorマニュアルや研修体制が整っていた方が、
他でも通用するライターになりやすいと考えました。
加えて、その環境で記事を納品していけば、
ステップアップできるポジション=ディレクターなどになれるかどうかも判断ポイントにしました。
これは、ライターとして自分が記事を書く量に限界があると思ったためです。
より上流工程の仕事を任せてもらえれば、収入アップにも繋がりますよね。
案件選定〜応募まで:詳細条件の確認
継続して発注してもらえるか、教育制度が整っているか、
ライターの先へステップアップできるかどうかを選定条件と決めたら、早速応募開始!
以下の案件に応募をすることに。
- 掲載メディア:WEBワーカーメディア
- 記事テーマ:WEBエンジニア、デザイナー、マーケター、ディレクター等の転職やフリーランス化について情報発信をするメディア
- 文字数:1記事あたり5,000〜7,000文字
- 記事数:週1本〜、執筆が多い人には文字単価もアップ
- 文字単価:1円〜
- 専属契約:執筆が多い人、記事のクオリティが高い人にはキーワード選定、ライターマネジメントなどより上流の仕事を依頼
上記が本契約した場合の条件で、
その前にテストライティング(トライアル記事)→合格したら本契約の流れですね!
一般的に継続依頼を前提とする案件は、
契約前にテストライティングを実施するケースがほとんどです。
- 報酬:2,500円
- 文字数:5,000文字程度
- テーマ:先方から指定されたテーマで記事を1つ執筆
募集していた法人の情報も念のため確認しておきました!
レビューも確認し、問題なさそうです。
応募すると決めたら、応募時の注意事項をよく読み、応募しましょう!
応募時の依頼メッセージはテンプレ化で対応:テンプレ内容も公開
この案件には、以下のような「応募時のお願い」の記載がありました。
【応募時の依頼事項】
- 簡単な自己紹介と、過去のライティング実績・制作物などがあればご提示ください
- 対応可能な記事数をご提示ください
ライティング案件は、ある程度応募時に求められる提示内容が決まっています。
ここは、ある程度テンプレ化すれば案件応募するのが楽になりますね!
僕が送っていたメッセージは以下です。
望と申します。本案件へ応募いたします。
LP制作、SEOライティング、広告文作成など、ライティングが強みです。実績でも6,000人以上のリストへメルマガコンテンツ配信でCVR10%、集客メディアへの掲載でCV数15倍など。元々BtoB営業経験(商材はWeb広告や集客媒体)も長く、
わかりやすく・伝わりやすい文章の作成が得意です。▼得意ジャンル
・転職
・営業系
・本の要約▼対応可能記事数
2〜3本/週
▼【ご参考用】ポートフォリオ
[ポートフォリオURL]
他必要な情報あればご連絡ください。
何卒、よろしくお願いいたします。
どのような案件にも対応できるよう
- 強み、実績
- 得意な記事ジャンル
- (あれば)ポートフォリオ
を記載していました。
あまり長すぎても分かりにくくなるので、できるだけコンパクトに。
あとは案件ごとに必要な情報を微修正すれば、
応募メッセージの作成にかかる時間は少なくなるはずです!
テストライティングの依頼と概要
応募メッセージを送付すると、
以下のようにテストライティング(トライアル記事)の執筆依頼の連絡が来ます。
応募メッセージ時点でも恐らく選考していると想定されるため、
メッセージは作り込んだ方がいいですね。
テストライティングの文字数目安は案件によって異なりますが3,000文字程度です。
そのため、今回はだいぶボリュームの多いテストライティングになります^^;
執筆する意志と納品予定日を返信したら、早速ライティングに着手していきましょう!
- キーワード:受託開発
- 概要:受託開発で働くメリット、デメリット、企業選びのポイントを解説する
- 執筆ルール:行間をあけない、同じ語尾が2回以上続けない、強調タグの設置など
簡単に言うと、エンジニアに転職or就職を考えている人向けに、
受託開発という働き方を解説する記事の執筆依頼でした。
記事構成は事前に指定されており、その項目に沿って文章を書いていきます。
依頼シート例↓
ライティング開始:リサーチリサーチとにかく情報収集
テストライティングの概要も送られてきたので、早速執筆開始します!
今回は、テーマに対する知識があまりなかったので、
送られてきた構成に沿って必要な情報をリサーチすることから始めました。
- そもそも受託開発以外にどんな働き方があるのか
- それぞれの働き方の違いは
- 受託開発の具体的な業務内容は
などなど、書くための情報を整理していきました。
実際にリサーチしてみた感想
「リサーチだりー^^;」
これは、本当に好き嫌いが分かれると思います。
僕は、興味のあるなしがはっきりしているタイプです。
興味のあるものにはとことん追求できるけど、
そうでないものにはまったくエネルギーが湧きません。
好奇心旺盛な人なら楽しめると思いますが、僕にとっては苦痛な作業でした^^;
ただ構成は予め送られてきたので、それに沿って書くだけ、というのはとても助かりました。
実際に執筆した記事の一部↓
流れとしては各項目の情報収集→理解したら文章を書く
→全体の項目を埋めたら最後に指定された執筆ルールに沿っているか確認→納品、です。
1週間くらいの時間をかけ(実稼働は5〜6時間程度)、
加筆修正を繰り返してようやく完成しました・・・
テストライティング納品、結果は?
1週間ほどの時間をかけ、テストライティングの記事が完成しました。
納品後は、依頼主側からの確認や修正依頼に対応し、確認が完了したら最終納品です。
納品後に、今後継続依頼されるかどうかの結果連絡が来ます。
最終納品後、1日経ってから来た結果は
無事通過!
いやあ、これは嬉しい!
実はこの案件以外にも複数応募していまして、
それらはすべてテストライティングで落選していたんですよね^^;
そこからの通過ということで、喜びもひとしおでした!
ただ、せっかくいただいたありがたいオファーですが、結論から言うとお断りしました。
理由は、興味のないテーマで記事を書くことが自分には合っていないと思ったことと、
書くなら自分でサイトを立ち上げた方が稼げると思ったためです。
それでも、こうしてライティングを実際に経験してみることは、とても良い機会になります。
僕の場合、今回のテストライティングを通じて、ある程度の文章力が付いたこと、
そして合格をもらったことが自信になりました。
テストライティングも案件の種類は多岐に渡るので、
応募を繰り返すことで文章力も上がり、個人で案件を獲得する力も付いてくるはずです!
まとめ:ライティング案件獲得のコツと向き不向き
この記事では、ライティング案件の選定方法、
応募からテストライティング納品までの流れをまとめました。
実際に体験してみた僕が思った、案件獲得のコツは以下になります。
案件獲得のコツ1:最初はとにかく応募数にこだわる
今回はテストライティングを通過した一例として紹介しましたが、
実際には通過するまでにたくさんの不採用を経験しています。
採用されるまでに、僕は7件応募しました。
とにかく最初はテストライティングに慣れるためにも数にこだわるといいでしょう。
依頼主や執筆する記事との相性もあります。
僕も、テストライティングをこなす内に記事の質が上がっていったことを実感できました!
テストライティングをこなせば、それ自身をポートフォリオにでき、
案件通過率を高めることもできます。
案件獲得のコツ2:レスポンスの早さ、丁寧さは徹底する
クラウドソーシングサービスは、お互い顔が見えない中で仕事の発注依頼を行います。
僕たちが依頼主の会社情報や評価を気にするのと同様、相手ももちろん不安があります。
- 納期を守ってくれるのか
- 基本的なコミュニケーションスキルはあるのか
- 途中で投げ出したりしないか
- 指示はちゃんと伝わっているだろうか
など、仕事を依頼する側のことも配慮したコミュニケーションを取るようにしていました。
具体的には
- レスポンスは早く、遅くとも12時間以内を目指す
- 返事に時間をいただきそうなら、その旨を伝える
- 特に返事が必要のない場面でも、必ず自分が連絡をして終わるようにする
などを心がけた結果、依頼主からの反応も良くなりました。
基本的ですが、それらを徹底することは差別化ポイントにもなります。
案件獲得のコツ3:テストライティングでは文章力より正しい事実を伝える
テストライティングでは、きれいな表現を意識するよりも、
正しい情報を調べられているかがより大切です。
これも当たり前ですが、依頼主の視点に立つと間違った情報を掲載してしまえば、
自分のメディアの信用がなくなり、ユーザーが離れていくことになります。
もちろん文章力もあって正しい情報も掲載されていることが一番ですが、
まずは間違った情報を書かないことが大前提です。
そのためにもリサーチを重ねて、書いた内容が本当に正しいのかを丁寧に確認する必要があります。
特に、医療系や美容系は間違った情報が大きな被害になる可能性もあるので、
案件を受ける際は注意しましょう!
ライティングに向いている人:好奇心旺盛・地道な作業も苦じゃない人
ライティングは文章力が求められると思われがちですが、
実際は大半の時間がリサーチをしています。
自分の持っている知識だけで記事が書ければリサーチは不要ですが、
ほとんどの場合そうはならないのでリサーチが必要です。
リサーチも、複数の情報源から情報を収集し、正しい情報なのかを見極め、
かつ書く前に自分がテーマについて理解する必要があります。
そのため、まったく興味のない分野の記事を書くのは、正直しんどいですw
記事の執筆を受ける際は最低限自分の知識や興味のある分野にしましょう!
普段の営業のように、書くより喋るのが得意な人、地道な作業は苦手という人は、
営業系の副業を探してみるのも良いですね。
平日夜、週末にできる個人向けの案件をぜひ探してみてください。
もしくは、このサイトのように自分でテーマを決めて執筆していくのもおすすめです。
即金性はありませんが、記事構成の指定もなければ納期もありません。
自由に書くことができますし、アクセスが集まれば収入も青天井ですね!
ライティングの副業で稼げる目安は4〜6万円/月
今回、実際にライティングを経験してみて、
改めて月間ベースでどれくらいの収入になるのか考えてみました。
合格後の文字単価は、相場の1円とし、週に3本納品、文字数5,000文字とすると
1円×5,000文字×3本/週=15,000円/週
1ヶ月を4週間とすると、月間で稼げる金額は60,000円の計算になります。
恐らくここが、ウェブライターとしての最初の上限になるでしょう。
実際に5,000文字の記事を書くのは、慣れていないとかなり負荷がかかります。
経験を積み、書く量が増やせても、
本業の合間に取り組める本数としては3〜4本になるのではないでしょうか。
もちろん、評価されれば文字単価も上がるでしょうし、
ディレクションのポジションに付けば15万/月の報酬を得ているという話も実際に聞きました。
ただ、当然最初からは難しいのでまずは安定して1本/納品→徐々に記事数を増やして
経験値をアップさせるのが、多くの人にとってのキャリアステップになるはずです。
今回は、営業マンの方向けの副業チャレンジをテーマに、僕の経験ベースで記事を書きました。
あくまでライティングを経験した1人の意見なので、
気になる方はぜひ他の人のブログや自分でも実践し、合っているかを確かめていってください。
営業力は、稼ぐ力に直結します。
共に稼ぐ力を高めていきましょう!
それでは!
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